オオハンゴンソウ駆除作戦、ありがとうございました
去る8月29日に、集まったボランティアの皆さんでオオハンゴンソウの駆除を行いました。今年で3年目の活動です。
動物園プラザに朝10:00に集合、講師の笠康三郎氏により、外来生物法やオオハンゴンソウの見分け方、円山公園での活動の意義などの講義を20分ほどうけ、いざ現地へ。
荷カギという、モノを引っかける道具を持って、ネコソギオオハンゴンソウを抜き取ります。根のかけらが残ってもまたそこから繁殖してしまう、手強い相手です。
参加者、30名強、90リットルのゴミ袋を一人2枚ずつ持って、抜き取った株を入れていきます。花の咲いた株だけでなく、葉っぱだけの小さな株もできるだけ抜き取ります。
結構きれいな花なんですけどねえ。繁殖力さえ強大でなければ、駆除されることもなかったろうに……。
90リットルの袋をいっぱいにするのは、かなりの重労働です。一人一枚が手一杯でした。
皆さん、蒸し暑い中、本当によく頑張っていただきました。
今回は初めての試みで、抜き取ったモノの重量を量り、記録をとることにしました。それぞれ皆さん、自分の獲物(?)を計量中です。)
90リットルのゴミ袋に、かなり詰め込んで12~13kgくらいでした。
最後に皆さんで記念撮影して解散しました。お疲れ様でした。
円山川の沿岸は、少なくとも開花株は見えなくなりました。
しかし、相手は手強いです。残った根のかけらや、土中の種など、あらゆる手段で繁殖を広げようとしています。
今後も地道にこのような活動を繰り返して、円山原始林への外来生物の侵入を少しでも防いでいければと思います。
今後ともご協力よろしくお願いします。ありがとうございました。