ヘビ・トカゲ・カエルを堪能しました。
第3回まるやま野生動物カフェ『ヘビ・トカゲ・カエル編』が開催されました。
一般的には好き嫌いの差が激しい生き物だと思うので、参加者が集まるか心配しましたが、定員いっぱいのお客様が話を聞きに来てくださいました。今回は若い女性が多かったのも印象的でした。
講師は、北海道爬虫両棲類研究会の徳田龍弘さんと東海大学の高井孝太郎さんで、お二人とも爬虫類や両生類の専門家なので、いろいろな疑問に答えてくださいました。
ヘビとトカゲの見分け方で、ヘビにはまぶたがないがトカゲにはあること、ヘビには耳がないがトカゲにはあることが印象に残り、今度見かけたら、観察してみたいと思います。また、足のないヘビのようなトカゲもいるそうですが、背骨の数が少ないので、きれいにトグロが巻けない話も面白かったです。
カエルは、5種類の移入種が北海道いて、その分布域は拡大しているそうです。円山公園ではまだ確認されていませんが、国内移入種のトノサマガエルは、札幌近郊で一気に分布が広がっているようです。5月~6月に平地で見られる卵塊はトノサマガエルの可能性が大きいそうなので、飼育したら放さないようにしましょうね。
進行役の長谷川さん(エコネットワーク)の質問が時々加わることで、より理解が深まりました。
次回のまるやま野生動物カフェは、10月1日(土)『カタツムリ編』です。
雨の日にのんびり歩いている印象の生き物ですが、晴れの日は何をしているのでしょう?また、近年、円山には外来のナメクジが確認されていて、その影響も心配です。
ご興味のある方は、ぜひお申し込みください。