ウッドキャンドル ご報告
昨日、かねてよりお知らせしていました、『ウッドキャンドルを作って、慰霊の火を灯しましょう』のイベントを開催しました。
お天気には恵まれましたが、ちょっと気温が低かったのと、一時やや風が出ましたが、25名の参加者の皆さんとともに、楽しく丸太切りをして、震災時間の午後2時46分に火をを焚きなから黙祷して、ささやかですが慰霊の気持ちを込めました。
募金も行い、人通りが少なかった割には、参加者の皆さんを含め、募金をしていただき、ありがとうございました。
募金金額等のご報告は、後日共同募金会に確認していただいただいたうえで改めてご報告申し上げます。
円山公園内ゲートボール場の所でお集まりいただきました。会場前、園路沿いでは、義援金の募金コーナーも設置しました。
まず、参加者の皆さんに丸太を30cmくらいに伐ってもらいました。
女性も子供さんも、皆さんがんばって伐ってくれました。
伐った丸太は縦にチェーンソーで切り込みを入れます。この作業は危ないので、機械を使い慣れている作業のスタッフにおまかせしました。ご苦労様!
30分くらいで、一通り皆さん、ウッドキャンドルができあがりました。予定より少しはやくできあがりましたので、事前に公園で作成していた太めのウッドキャンドルを使い、火の付け方を実演しました。
お試しキャンドルに火が回り始めたら、水を入れたやかんを乗せ、お湯を沸かします。
皆さんが作ったキャンドルを 円形に並べ、着火剤を差し込み点灯しました。
やや、風もあり、順調に丸太に火がつきました。
20分くらいでお湯が沸いたので、とりあえず、温かい飲み物を飲んで、しばし火を眺めていただきました。
震災の起きた午後2時46分に、参加者スタッフの皆さん全員で1分間の黙祷を行いました。
着火してから30~40分で、ほぼ燃え尽きました。午後3時には終了しました。
ウッドキャンドルを初めて見た方がほとんどだったと思います。少し煙りが出て、やや煙たい場面もありましたが、 楽しんでいただけたかと思います。
震災の1年目、各地で色々な慰霊祭など催されました。円山公園では公園から発生した枯損木などを利用して作ったウッドキャンドルで、その暖かい火と、薄く立ち上る煙を仰ぎみながら、震災の犠牲者のことや復興、原発など参加された皆さんが、それぞれにしばし思いをはせるひとときを持てたのでしたら幸いです。
参加者の皆様、募金をしてくださった皆様、協力してくださったスタッフの皆様、ありがとうございました。