ミズキとトチノキ
先日、アメリカ原産のハナミズキをご紹介しましたが、北海道の山野にはミズキがあり、円山公園にもあります。
今咲いていますのでちょっとご紹介です。
高木で水平状に広がった枝の上に、小さな花が集まって上向きにつくので、下から見るとややわかりにくいです。
ハナミズキやヤマボウシと同じミズキ科です。葉はよく似ていますが、花はかなり雰囲気がちがいますね。
小正月の飾りにまゆ玉というのがありますが、この枝にもミズキの枝が使われるそうです。
まるやま動物園の正門から南一条通りを少し坂を下ったところに、1本咲いています。
もう一種類ご紹介、大きな穂状の花をつけているトチノキです。秋になったら右のような栗みたいな実をつけます。花からは想像できませんね。
トチノキは北海道に自生しますが西南部までで、札幌には自生しないとされています。街路樹ではよく見かけますが、赤い花の美しい、ベニバナトチノキもよく植えられています。
札幌医大の周辺では両方見られますね。円山公園では、子供の遊具のところに1本、普通のトチノキがあります。