初夏に円山の野花を訪ねる
夏のように暖かかったり、急に気温が下がったり、変わりやすいお天気ですね。
今日は円山麓の森を散策しました。雨上がりの森は鬱蒼としており、水滴をつけた植物達も独特の雰囲気があります。
カツラの木の近くにあるスギ林で、クルマバツクバネソウを見つけました。茎の上部には6枚から8枚の葉、茎の頂部に黄緑色の花被片のある花をつけます。少し見つけづらい場所にあるので、見つけられてホッとしました。マイヅルソウが咲いていました。動物園へ行く歩道のツツジの下に生えています。葉がハート形で、お花もかわいらしいですね。
黒紫色のエンレイソウ、園内で時々見かけます。今は花が終わり、黒紫色の球形の実がついていました。坂下野球場の奥にあるシウリザクラに花が咲いていました。アイヌ語のシウ・ニあるいはシウリ・ニ(「苦い・木」の意味)が由来と言われています。桜もチューリップも終わってしまいましたが、季節の野花を眺めながら、ゆっくり散策するのもおススメです。円山公園へいらしてくださいね。