サクラもいいけど野花もね
円山公園はもうすぐお花見シーズンです。
サクラの開花が気になってくるところですが、今回は、春にひっそりと咲く野花たちにスポットを当てて園内を散策しました。
円山動物園横のユースの森の雪解けの水や雨水でできる池に咲いている水芭蕉が見頃を迎えています。
「下の池」の橋の水路にも、一輪だけ水芭蕉が咲いています。「ド根性水芭蕉」とでも名付けましょうか。「どうしてここに咲いたんだろう?」とスタッフの間でも注目しています。
春の野花は、主にユースの森でよく観察することができます。エゾエンゴサクが咲いていました。
園内をよくご利用されているお客様がピンク色や白色のエゾエンゴサクを見つけて下さいました。
キンポウゲ科 イチリンソウ属のアズマイチゲ。
キバナノアマナは、円山公園内でよく見かけます。
森の所々にひっそりと咲くエンレイソウ。
こちらは、母子像付近のハクモクレンの蕾。早春の葉が展開する前に、白色の大きな花が上向きに咲きます。
坂下グラウンドの裏には、キタコブシの大きな木に花が付きました。近づくと分かりにくいため、離れてグラウンド側から撮影しました。
森の中でひっそりと咲く野花は、癒しを与えてくれる存在でした。大切にしていきたいですね。
華やかなサクラのお花見も楽しみですが、野花をゆっくり観察するのもまた魅力を感じます。